45歳・プログラ……マ!? #
先日呑みにいった時「ワシ、バグが少ないのが結構自慢です」的な与太話をしてて(詳細はあまり覚えてない)、バグの多寡なんてそれこそ与太話なんでそれ自体はわりかしどうでもいいんだが、「あぁ、なんか、誇りたいことは何年たっても変わらないな」と我ながら思ったのと「ワシ、今が転機やなぁ」と感じたので、数年後のために書き残しておく
多分話はまとまらないけど、まとまらないからこそ書き残しておこう
過去のプログラマネタも、少々関係あります
30歳で職業プログラマを志したワシは、同世代・同職種の人に比べ、周囲の期待値ほどの経験がない。同程度の経験値だと、一回りくらい年が違う人たちになるわけで、会社としては、意欲もあって給料も安くてすむ若者の方がよいわけですね
にもかかわらず、そんなワシが 45 歳になっても「開発したい」と言っていられるのは、なかなか恵まれてるよなぁ、と
で、そんなワシが「開発したい」といい続けるために心がけてきたのが「求められる品質」を意識すること。最初からずっと思っていたわけではないけど、自然と
「自己満足な過剰品質は不要」
「だけど、提供できる品質は妥協しない」
「一つのバグがすべてを台無しにする可能性」
というような事を意識し続けるのが、職業プログラマとしての最低ラインだと思い始めて、今でもそう思うので、人はそんなに急に変わらないというか、進歩しないというか
。。。というような、長い前振りはおいといてですね
人それぞれ思うところは違うにしても、何かしらの変わらない思いはあるんだろうなぁ、と。その思いを胸に職業プログラマをやってるんだろうな、と
ワシもいろいろ思いながら出遅れプログラマとして 15 年。で、ふと気づいた
高卒・大卒で 15 年プログラマやると、33〜37歳。。。プログラマ 35 歳定年って、ワシにとっては今?
いろいろな思いをもって走ってきて、一度立ち止まって考えてみる年齢が 35 歳くらいってことなのかな、と
実際のところ、ここ数年はプログラマとしてはほとんどなんもしてなくて、手探りでサーバ・ネットワーク運用周りのことをやってて、その中で、前述の「変わらない思い」の部分はどうなのかというと、プログラマじゃなくても変わらないわけです
気持ちとしてはプログラマとしてやってきたけど、そこは本質じゃなかったのかもしれない
。。。というような事をふと思ったわけさ
社会人としての 40 年間。もう半分終わってた。今までの 20 年間、
勤務先が倒産した時も
仲間内でデザイン事務所を作った時も
プログラミングを趣味から仕事にしたいと思った時も
現場寄りの仕事がしたくて転職した時も
「自分のやりたいことをやるために」というところだけは変わらなかった
これからの 20 年は、何がしたいんだろう、ということを、45歳のグリーンボーイは考えています
後 20 年しかないので、余計なことしてる時間はないんだろうな、とは思う
20 年後「いろいろ余計なことしたけど、まぁこんなもんだろうな」とか言ってるだろうな、ってことも、なんとなく想像はできる
今の業務の先の 20 年間は、今のところ想像できない
生活に困らないなら、田舎町で本読んでギター弾いて、呑気な生活したいんですけどね