サイボーグ009 完結編 #
未完だった「サイボーグ009」を、故人の構想を元に完成させた、ってことなんだけど、ちょっと悩ましい感じですね。過去作品を読んでる人は読むべきだとは思うんですけどね
- 絵も話もちゃんと石ノ森テイストだった
- あんまし報われない方の、ダーク石ノ森な話だった
「神」とか扱ってしまうと、どうしてもむつかし話になるんですかね
出版されたこと自体に意義があるとは思うのですが「家族写真を家族以外の人が見てる」という感じ。石ノ森章太郎作品の濃密さがなく、薄味になったことで、ゼロゼロナンバーサイボーグたちの不幸っぷりが際立ってしまった感じもあります
原作マンガも全部読んだけど、ワシにはテレビアニメ版がいちばんだなぁ
ワシが生まれた頃のやつも小学生の頃のやつも、普通にヒーローものとして面白かった
あと、「誰がために」は名曲